初盆の服装

初盆の服装・新盆の服装

初盆の服装・新盆の服装マナーのページ。
亡くなってから忌明けの節目となる四十九日法要を過ぎて、最初に迎えるお盆は「初盆」または「新盆」となります。遺族は、親族や故人と親しかった人を招いて法要を行います。初盆の遺族や参列者、迎える側(招く側)と招かれる側の服装は葬儀に準じます。

  1.初盆・新盆とは?
 初盆・新盆とは四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆のことをさします。仏教では四十九日を過ぎると忌明けとされます。もし亡くなって間もない場合には、お盆の時期にまだ忌明けが済んでいないので、初盆・新盆の法要は翌年に行われます。

 初盆はその地域ごとのお盆の時期に行われます。お盆とは祖先の霊を祀る(まつる)行事で、新暦または旧暦の7月15日頃にあたる現在の7月15日頃または8月15日頃に行われます。仏教の盂蘭盆・盂蘭盆会(うらぼん・うらぼんえ)が元になっています。
※参考ページ…初盆
  2.初盆の服装[迎える側/招く側/遺族の服装]
遺族の男性の服装は下記のとおりです。親族・親族の服装は、下記に準じます。
初盆・新盆の服装(迎える側・招く側)
男性の服装

●遺族は、初盆・新盆には喪服を着用する場合が多いようです。一周忌(または初盆)の頃までの法事・法要に参列する際には喪服(いわゆるブラックスーツ、つまり略礼服)を着用します。

[男性]初盆の服装

●黒のスーツ(喪服・略礼服)
スーツはシングル・ダブルのいずれでも構いません。

●ネクタイ…黒
●ワイシャツ…白
●靴下…黒
●靴…黒
●ポケットチーフは入れないか、真っ白のいずれかになります。

●その他…光るものはNGです
(金時計や金色のネックレス、大きく目立つ金色バックルのベルト、爬虫類のベルトなどは不可です)

●雨天の場合の傘は黒を中心として地味なものを。ただし、似たような傘を皆が持参するので紛失に注意。目印など付けると良い。

●喪服以外が許されるケースは?
自宅で行われる真夏の時期の初盆法事で身内だけ(遺族、親戚、親族)や、ごく親しい人だけの場合は、上着を脱いだ形での出席が許されることもあります。その場合には白いワイシャツに黒ネクタイ、黒いズボンという服装が一般的です。上着はたとえ着用しなくても持参します。

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初盆・新盆の服装(迎える側・招く側)つづき
女性の服装
●遺族は、初盆・新盆には喪服を着用する場合が多いようです。遺族は初盆を過ぎ一周忌(または初盆)の頃までの法事・法要に参列する際には喪服を着用します。和装でも洋装でも構いませんが暑い季節ということもあり、洋装が多くなっています。
[女性]初盆の服装

女性用喪服

●黒の喪服(ワンピース、スーツ、アンサンブルなど)

●ストッキング…黒を着用します。絵柄のあるものはNGです。無地のものを。
●靴…黒(パンプスが基本。サンダル、ミュールなどのつま先が出るものはNG)
●バッグ…黒(ゴールドなどの装飾のないもの)
●ハンカチは白無地、グレー無地または最近出てきた黒無地がベストですがなければ地味なものを。

●腕時計は光らないもの、または地味なものを。光るベルトの腕時計は外した方がベターです。
●指輪は結婚指輪程度に。もしつけるならパールの指輪くらいです。
●ネイル…赤い色など派手なマニキュアや、派手な付け爪は不可です。

●アクセサリーその他について…
光るものは基本的にNGです(アクセサリーで着用を許されるのは結婚指輪やパール、オニキスなどです。黒の髪飾りも光るタイプでなければOK)
アクセサリーの着用が許されるのは洋装の喪服の場合のみで、和服の場合はアクセサリーを付けません。洋服の場合には例えばパールのネックレスとイヤリングのセットなどが良く用いられます。パールは白、グレーをはじめ黒真珠など。イヤリングは揺れるものや華美なデザインを避け、耳にフィットするものがベストです。ネックレスは二重のものは「不幸が重なる」としてNGとされます。必ず一重のものにしてください。
 

●肌の露出はNGですが、アンサンブルの上着を脱いだ形の半袖のワンピース喪服などでも良いでしょう。ただし袖丈があまり短いものは避けます。

子供・学生の服装
●制服がある場合には制服を着用します。
●制服が無い、私服の場合には…
 男の子は 黒、紺、グレーなどのブレザーとズボン、白いシャツ。暑い時期なので、身内だけであれば上着は着用しなくても良いでしょう。白いポロシャツにグレーのズボンなどのように、落ち着いた色の無地の上下などを着用します。
 女の子はブレザーとスカート。ワンピースなどもOK。白いブラウス、黒、紺、グレーなどのものを着用します。男の子と同様に、落ち着いた色の無地の上下であれば良いでしょう。
●靴…黒。無ければ学生らしい白、紺、黒のスニーカーはOK。派手な色は避けます。

●ソックスは白、黒を中心に紺、グレーなどの地味な色の無地もOKです。

[赤ちゃんの服装]

●乳幼児の場合には、無理に出席する必要はありません。遺族の場合であれば赤ちゃんが泣き出した場合にすぐ席を外せる場所で参列するようにします。
できれば派手な色やキャラクターものなどはできるだけさけるようにします。新生児服や乳児用の白はOKです。手に入るようであれば、グレーなどのモノトーンのものを。難しければ薄い水色やアイボリーなど。

  3.初盆の服装[招かれる側/参列者の服装]
初盆には、遺族・親戚・親族以外の友人・知人も招いて法要をします。
親族以外の友人・知人について、どの範囲まで案内状を出すのかは故人の年齢やお付き合いの広さおよび地域によって異なります。お招きする範囲については、近年お付き合いの形の変化により縮小傾向があるようです。
初盆・新盆の服装(迎かれる側・参列者)
男性の服装
参列者の服装ポイント
●参列者は、初盆・新盆には喪服を着用する場合が多いようです。一周忌(または初盆)の頃までの法事・法要に参列する際には喪服を着用するのが正式なマナーとなります。
[男性]初盆の服装

●正式なマナーでは、招かれる側も喪服、黒のスーツ(喪服・略礼服)を着用します。スーツはシングル・ダブルのいずれでも構いません。
●ネクタイ…黒
●ワイシャツ…白
●靴下…黒
●靴…黒
●ポケットチーフは入れないか、真っ白のいずれかになります。

●その他…光るものはNGです
(金時計や金色のネックレス、大きく目立つ金色バックルのベルト、爬虫類のベルトなどは不可です)

●雨天の場合の傘は黒を中心として地味なものを。ただし、似たような傘を皆が持参するので紛失に注意。目印など付けると良い。

●喪服以外が許されるケースは?
地域によっても異なりますが、故人の自宅で行われる真夏の時期の初盆ということで、身内(遺族、親戚、親族)や、ごく親しい人だけの場合は、上着を脱いだ形での出席が許されることも多くなっています。その場合には白いワイシャツに黒ネクタイ、黒いズボンという服装が一般的です。上着は着用しなくても持参します。
 
初盆・新盆の服装(迎かれる側・参列者)つづき
女性の服装
●参列者・招かれる側は、初盆・新盆には喪服を着用する場合が多いようです。遺族以外であれば、洋装の喪服が多くなっています。
[女性]初盆の服装

女性用喪服

●黒の喪服(ワンピース、スーツ、アンサンブルなど)。暑い季節なので、上着なしでも良いでしょう。

●ストッキング…黒を着用します。絵柄のあるものはNGです。無地のものを。
●靴…黒(パンプスが基本。サンダル、ミュールなどのつま先が出るものはNG)
●バッグ…黒(ゴールドなどの装飾のないもの)
●ハンカチは白無地、グレー無地または最近出てきた黒無地がベストですがなければ地味なものを。

●腕時計は光らないもの、または地味なものを。光るベルトの腕時計は外した方がベターです。
●指輪は結婚指輪程度に。もしつけるならパールの指輪くらいです。
●ネイル…赤い色など派手なマニキュアや、派手な付け爪は不可です。

●アクセサリーその他について…
光るものは基本的にNGです(アクセサリーで着用を許されるのは結婚指輪やパール、オニキスなどです。黒の髪飾りも光るタイプでなければOK)
洋服の場合には例えばパールのネックレスとイヤリングのセットなどが良く用いられます。パールは白、グレーをはじめ黒真珠など。イヤリングは揺れるものや華美なデザインを避け、耳にフィットするものがベストです。ネックレスは二重のものは「不幸が重なる」としてNGとされます。必ず一重のものにしてください。
 

●肌の露出はNGですが、アンサンブルの喪服の上着を脱いだ半袖のワンピース喪服などでも良いでしょう。ただし袖丈があまり短いものは避けます。

子供・学生の服装
●制服がある場合には制服を着用します。
●制服が無い、私服の場合には…
 男の子は白いシャツや白いポロシャツと、黒、紺、グレーなどのズボン…といった、落ち着いた色の無地の上下などを着用します。暑い時期なので上着はなしで良いでしょう。
 女の子はブラウスとスカートをはじめ、ワンピースもOK。白いブラウスやポロシャツ、黒、紺、グレーなどのスカート等を着用します。男の子と同様に、落ち着いた色の無地の上下であれば良いでしょう。女の子も上着はなしで良いでしょう。
●靴…黒。無ければ学生らしい白、紺、黒のスニーカーはOK。派手な色は避けます。

●ソックスは白、黒を中心に紺、グレーなどの地味な色の無地もOKです。
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