結婚式・披露宴の親族の服装

■ 結婚・婚礼の服装

[冠婚葬祭の服装とは]
 結婚式をはじめ、冠婚葬祭のさまざまなシーンにおける服装には決まりがあります。このページでは冠婚葬祭のうち、婚儀(結納、結婚式、披露宴、二次会)にかかわる服装のマナーについてご説明いたします。結婚式・披露宴の服装、二次会の服装選びの参考になさってください。

………このページの内容………
▼1.婚礼の服装(結婚式・披露宴の服装)
  1-1.結納の服装
  1-2.結婚式・披露宴の服装
  1-3.二次会の服装
 ↓ 下記は別ページ ↓
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  2-1.お通夜.お葬式(葬儀)の服装 >>
  2-2.法事・法要の服装 >>
(▼3.子供の成長を祝う儀式 >>)
  3-1.お宮参りの服装 >>
  3-2.七五三の服装 >>
  3-3.成人式の服装 >>
  3-4.入学式の服装 >>
 1.婚礼の服装(結婚式・披露宴の服装)
結婚は人生のうちでも最も華やかで喜ばしい儀式のひとつであると同時に、二つの家の縁を結ぶ大切な儀式でもあります。両家のご縁が末永く続くようにと言う願いと、結婚式(婚礼)という儀式にふさわしい格と、祝いの場にふさわしい華やかさが求められます。
下記に結婚式と婚礼にかかわる服装のマナーをご紹介します。
1-1.結納の服装
 結納当日の服装(衣装)は、両家のバランスが大切です。片方だけが正装であったり、仲人だけが正装というのも失礼にあたりますので、事前に仲人を通じて両家で打合せをしておきます。
 例えば、男性本人も女性の服装の格に合わせて服装が決まります。男性本人が和服を着る結納は非常に少なくなってきているようです。もし女性が振袖を着る場合、振袖は正礼装ですから、男性も正礼装〜略礼服(略礼服の場合にはブラックスーツ+慶事用フォーマルネクタイ+白ワイシャツ)となります(慶事用のネクタイは、白、はグレー、白黒ストライプ、白銀ストライプなど)。
   最近は仲人なしの場合も増えてきています。仲人なしの場合は結婚する本人が間に入って事前に服装について打合せをすると良いでしょう。
結納の服装
正装・正礼装
  男性 女性
[和服・和装]
五つ紋付羽織袴
[和服・和装]
母親・仲人…黒留袖、色留袖
女性本人…大振袖、中振袖
[洋服・洋装]
モーニングコート、タキシード
[洋服・洋装]
アフタヌーンドレス
準礼装
  男性 女性

[和服・和装]

[和服・和装]
色無地紋付、訪問着染め抜きの三つ紋または一つ紋
[洋服・洋装]
サックコート、ディレクターズスーツ
[洋服・洋装]
アフタヌーンドレス、カクテルドレス
略礼装・略礼服
  男性 女性
[和服・和装]
[和服・和装]
付下げ、色無地(背紋1つのもの)、小紋のうち上品で華やかなもの
[洋服・洋装]
ブラックスーツ
[洋服・洋装]
セミアフタヌーンドレス、カクテルドレス
略装・略服
  男性 女性
  [洋服・洋装]
ダークスーツ
[洋服・洋装]
スーツ、ワンピース
  1-2.結婚式の服装
結婚式・披露宴の服装には、結婚式(婚礼)という儀式にふさわしい格と、祝いの場にふさわしい華やかさが求められます。
その場にふさわしい服装の規定やマナーをドレスコードと言います。
下記に結婚式の服装全般に関する主なドレスコードとマナーをご紹介します。

なお、別ページ「結婚式の服装」では更に詳しく説明しています>>>
結婚式の服装
【1】新郎新婦、両親、媒酌人
●媒酌人の服装の格は、新郎新婦の服装の格と合わせます。一番良く見受けられるのは、媒酌人男性がモーニングコート、媒酌人女性は黒留袖です。

●モーニングコートにはアスコットタイ+立襟シャツで合わせます。ほかにアスコットタイ以外のネクタイを会わせる場合、フォーマルな慶事用ネクタイは、白黒ストライプ、白銀ストライプなどです。

●男性のポケットチーフ(ポケットに入れるための専用のハンカチ)は白が基本。スリーピークス折りや自然で華やかなフラワー折りなどがあります。
正装・正礼装
  男性 女性
[和服・和装]
五つ紋付羽織袴
[和服・和装]
母親・媒酌人…黒留袖、色留袖
[洋服・洋装]
モーニングコート、タキシード
[洋服・洋装]
アフタヌーンドレス
準礼装
  男性 女性
  [和服・和装]
色無地紋付、訪問着染め抜きの三つ紋または一つ紋
[洋服・洋装]
サックコート、ディレクターズスーツ
[洋服・洋装]
アフタヌーンドレス、カクテルドレス
結婚式の服装
【2】新郎新婦の兄弟姉妹および、親族(祖父母、おじ、おば、いとこ、甥姪)
●新郎新婦の祖父母は、両親と同等またはそれに準じる格の服装の場合が多いようです。

●新郎新婦の兄弟姉妹および、おじ(叔父、伯父)おば(叔母、伯母)の服装は両親よりも格上にならないようにします。

●甥姪や妹、いとこなどで、フラワーガールやウェディングベールを持って入場するように依頼された場合の衣装は、指定のものを着用します。

●下記に、新郎新婦の兄弟姉妹および親族(両親以外)の服装についてご紹介します。親族は平服での出席はほとんどありません。会場がホテルや結婚式場ではない場合で、新郎新婦から平服でおこしくださいという指定があっても、略礼服クラスの服装で出席することが多いようです。

●モーニングコートにはアスコットタイ+立襟シャツで合わせます。ほかにアスコットタイ以外のネクタイを会わせる場合、フォーマルな慶事用ネクタイは、白黒ストライプ、白銀ストライプなどです。

●男性のポケットチーフ(ポケットに入れるための専用のハンカチ)は白が基本。スリーピークス折りや自然で華やかなフラワー折りなどがあります。
正装・正礼装
  男性 女性
[和服・和装]
五つ紋付羽織袴
[和服・和装]
祖母・叔母・伯母…黒留袖、色留袖
未婚の姉妹・未婚のいとこ…振袖、中振袖
[洋服・洋装]
モーニングコート、タキシード
[洋服・洋装]
アフタヌーンドレス(昼の披露宴。※肌の露出はひかえる)、
イブニングドレス(夜の披露宴)
準礼装
  男性 女性
  [和服・和装]
色無地紋付、訪問着染め抜きの三つ紋または一つ紋
[洋服・洋装]
サックコート、ディレクターズスーツ
[洋服・洋装]
アフタヌーンドレス(昼の披露宴。※肌の露出はひかえる)、 カクテルドレス(夜の披露宴)、
セミアフタヌーンドレス、
シルクやレース素材のワンピース・スーツ・アンサンブル
略礼装・略礼服
  男性 女性
  [和服・和装]
付下げ、色無地(背紋1つのもの)、小紋のうち上品で華やかなもの
[洋服・洋装]
ブラックスーツ

※ひと昔前はブラックスーツに白ネクタイというのが定番スタイルでしたが、これは日本だけのものとされています。白銀ストライプ、白黒ストライプ、グレーなどのネクタイがおすすめです。
喪服を連想させる黒ネクタイはNGですが、タキシードの場合については黒の蝶ネクタイを合わせるのが略礼装のスタンダードです。
[洋服・洋装]
アフタヌーンドレス
結婚式の服装
【3】結婚式、披露宴の出席者(来賓、友人、同僚など)
●ホテルでの挙式、結婚式場での結婚式、レストランでのウェディング、人前結婚式など、今ではスタイルもさまざまです。

● 「平服でおこしください」と招待状に書かれている式の場合でも、基本的にはカジュアルすぎる服装はダメ。ダメージドジーンズ、スウェット、ジャージなどはNGです。
平服指定の場合の服装例
[男性]…スーツ着用、またはカジュアル系でもジャケット着用が中心となります。
[女性]…スーツ、ワンピース、アンサンブルなどが中心。アクセサリーやコサージュ、ブローチなどでアクセントをつけましょう。また、髪型をアップにしたり髪にコサージュをつけたりするだけでも華やかな印象になります。

▼男性の場合は基本的にはブラックスーツを中心にしたフォーマル、準フォーマルとなります。以下の表で、披露宴に出席する招待客の服装をご紹介しています。

●女性の服装について…純白は花嫁の色とされています。花嫁以外の女性は白い色のドレスを着用しないようにします。シンプルな服もアクセサリーで変化をつけ、華やかなイメージにします。 靴については、つま先が開いたデザインはなるべく避けるようにします。サンダルや、ミュールも普段着の延長ですので、基本的には好ましくありません。かかとだけがバックベルトになっているものなら良いでしょう。
  ナマ足は不可。ストッキングを着用します。黒い礼服や黒いドレスを着用する時は喪服を連想させる黒ストッキングを避け肌色のストッキングにしましょう。
 バッグについては、最近は厳密な区分けが難しくなっていますが、本来のマナーでは昼の披露宴ならバッグも光らない素材のものを、夕方以降の披露宴であればエナメル、スパンコールなど光る素材のバッグがフォーマルです。

●ファーは避ける方が無難でしょう。 人前結婚式やカジュアルなレストランなどでの挙式であれば、服装も多少の自由はありますが、 特に格式を重んじる会場の場合、ファーはマナー違反なので注意してください(結婚式場、披露宴会場のいずれの場合も着用しないほうが無難です)。

●男性のポケットチーフ(ポケットに入れるための専用のハンカチ)は白が基本。スリーピークス折りや自然で華やかなフラワー折りなどがあります。
正装・正礼装
  男性 女性
●正礼装は主賓クラスにのみ許されますが、新郎新婦や媒酌人、両親よりも格上にならない配慮をするのが好ましいと思います。 例えば女性の黒留袖、男性の紋付羽織袴などは、両家の両親などが着用するものです。主賓であっても着用しない方が良いでしょう。
  [和服・和装]
既婚者…色留袖
未婚者…中振袖、小振袖(大振袖については花嫁の衣装と重複しなければOK)
[洋服・洋装]
モーニングコート、タキシード
[洋服・洋装]
アフタヌーンドレス(昼の披露宴。※肌の露出はひかえる)、
イブニングドレス(夜の披露宴)
準礼装
  男性 女性
  [和服・和装]
色無地、訪問着
[洋服・洋装]
サックコート、ディレクターズスーツ
[洋服・洋装]
アフタヌーンドレス(昼の披露宴。※肌の露出はひかえる)、 カクテルドレス(夜の披露宴)、
セミアフタヌーンドレス、
シルクやレース素材のワンピース・スーツ・アンサンブル
略礼装・略礼服
  男性 女性
  [和服・和装]
付下げ、色無地、小紋のうち上品で華やかなもの
[洋服・洋装]
ブラックスーツ、タキシード

※ひと昔前はブラックスーツに白ネクタイというのが定番スタイルでしたが、これは日本だけのものとされています。白銀ストライプ、白黒ストライプ、グレーなどのネクタイがおすすめです。
喪服を連想させる黒ネクタイはNGですが、タキシードの場合には黒の蝶ネクタイを合わせるのが略礼装のスタンダードです。
[洋服・洋装]
セミアフタヌーンドレス、カクテルドレス、シルクやレース素材のワンピース、スーツ、アンサンブル

  1-3.二次会の服装
結婚式の二次会では、披露宴からそのまま会場を移動して出席する場合と、披露宴には出席しなかったゲストが改めて出席する場合があります。

●披露宴からそのまま出席する場合には、男性の場合ならポケットチーフを華やかなものにしたり、女性ならアクセサリーを変えたりなど変化をつけてもよいでしょう。

●二次会は披露宴よりは若干カジュアルな服装でも許されますが、会場の格式に合わせるのが基本です。カジュアルになりすぎたり肌を露出しすぎないようにしましょう。二次会でも、白い色は花嫁の色なので着用しないようにします。
ブーツは格式の高い会場の場合は不向きです。
二次会の服装
男性 女性
●基本的にはスーツを着用。平服でおこし下さいと書かれていても上着着用がマナー。

●披露宴からそのまま移動する場合には同じ服でOK。ネクタイをはずしたりポケットチーフで変化をつけたりしても良いでしょう。
●基本的にはドレス、スーツ、ワンピースを着用。平服でおこし下さいと書かれていても普段着よりもドレスアップしたスタイルで出席するのがマナー。

●披露宴からそのまま移動する場合には同じ服でOK。夜の二次会であればボレロを脱いでカクテルドレス風に装ったり、アクセサリーを少し派手にしたり等、変化をつけても良いでしょう。
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