結婚式・披露宴の乾杯の挨拶

■ 結婚式・披露宴・二次会 乾杯の挨拶
結婚式の後で行われる披露宴では、主賓による祝辞をいただいたあとで、乾杯が行われます。ここでは乾杯の挨拶の文例・例文をご紹介します。
ここでご紹介する主な内容は以下のとおりです。披露宴の乾杯のポイントと文例、二次会の乾杯、中締めの挨拶、乾杯の音頭(乾杯の発声)を依頼するときのマナーなど。
………このページの内容………
▼1.結婚式披露宴の乾杯のポイント
▼2.結婚披露宴の乾杯の挨拶 文例・例文
▼3.結婚式の二次会の乾杯のポイント
▼4.結婚式二次会の乾杯の挨拶 文例・例文
▼5.中締めの挨拶
▼6.結婚披露宴の乾杯の挨拶を依頼するときのマナー
  結婚披露宴の乾杯の挨拶を依頼する場合の例文ほか
 1.結婚式披露宴の乾杯のポイント
 結婚披露宴では、まず最初に新郎側、新婦側の主賓から祝辞を頂戴します。その後に頂戴するのが乾杯の挨拶です。
一般的に、乾杯の挨拶は以下のような方に依頼することが多いようです。 下記に結婚式の披露宴の乾杯のポイントについてご紹介します。
1)乾杯の挨拶は誰に依頼するの?

・結婚披露宴では、乾杯は主賓の祝辞のあとに行われます。
主賓(例えば新郎新婦勤め先の社長またはそれに次ぐ役職もしくは所属長、もしくは最もお世話になった人など)に祝辞を頂戴し、その次の地位にあたる方に乾杯のご発声(乾杯の音頭)を依頼するのが一般的です。
 

2)乾杯の挨拶は、披露宴の中でいつ頃行うの?
↓ 披露宴の式次第(披露宴の流れ)の一般例をご紹介します ↓
披露宴の流れ
式次第 補足説明
1. 招待客の入場
  招待客は受付を済ませたあと、会場係の案内で事前に披露宴会場に入り、着席して開宴を待ちます。
2. 開宴宣言 
3. 新郎新婦入場  
4. 媒酌人の祝辞
  最近は媒酌人なしの披露宴が非常に多くなってきています。
媒酌人なしの場合、媒酌人の祝辞は省略されます。
5. 祝辞その1 
  最初に主賓から祝辞を頂戴します。新郎側と新婦側の2名となります。
6. 乾杯
  主賓に次ぐ立場の方による乾杯の挨拶となります。
乾杯の前に簡単に挨拶があり、乾杯の音頭を取ります。乾杯は出席者全員が唱和します。
7. ウェディングケーキ入刀
8. 歓談とお食事
9. 新婦はお色直しのため退場
10. 祝電披露
11. 新郎新婦再入場
12. キャンドルサービス
  ※順番はさまざまです。お色直しの回数は個々に増減があり、ケーキ入刀、キャンドルサービスなどは省略されることもあります。
13. 祝辞その2 および余興
  同僚や友人などによる祝辞を頂いたり、余興がおこなわれます。
14. 花束贈呈
  新郎新婦から両親へ花束贈呈、花嫁の手紙の朗読などです。
15. 謝辞
  新郎の父による謝辞もしくは新郎による謝辞などです。
16. 閉宴宣言
17. 退場
  招待客は披露宴会場から退場します。新郎新婦が入り口の外でお見送りをします。
3)乾杯の挨拶を依頼された場合、注意することは?
▼長くなりすぎないように
・乾杯のあとで食事が始まります。出席者は皆立ち上がってグラスを持って待っている状態ですので、挨拶があまり長くなるのはNGです。

・もしやや長めに挨拶をしたい場合は?
… 主賓からの祝辞が短かった場合や、両家を合わせても主賓が一人しか祝辞を述べなかった場合などには、少し長めに挨拶をすることがあります。その場合には乾杯の唱和をお願いする直前までは出席者に着席をしてもらうと良いでしょう。

[乾杯の挨拶が少し長くなる場合の冒頭の部分の例]
ただいまご紹介に預かりました◯◯でございます。今日のこの日を心待ちにしておりました。
できれば皆様にお許しを頂きまして新郎新婦にお祝いを述べたいので、恐縮ながら、ご臨席の皆様には合図をするまでご着席頂きまして、少しだけお時間を頂戴したいと存じます。どうか皆様ご着席下さい。
(このあと祝辞挨拶を述べる)
▼結婚式のマナー(使ってはいけない言葉)
結婚式という祝いの席では別れを連想させる言葉は「忌み言葉」(いみことば)とされ、 できるだけ使わないようにするのが祝辞の際のマナーです。

忌み言葉の例
1. 別れを連想させる忌み言葉
別れる、切れる、欠ける、割れる、離れる、去る、終わる、戻る、戻す、冷える、冷める、帰る、飽きる、など。
2. 再婚を連想させる忌み言葉
重ね重ね、たびたび、しばしば、かえすがえす、 など。
▼乾杯のマナー
足がついたグラスは薄くて割れやすいのでグラス同士をカチンと鳴らさないようにします。
4)乾杯の挨拶の構成は?
乾杯の挨拶の全体の構成は下記のようになっています。↓
ポイント 乾杯の挨拶に用いる言葉の例
1.お祝いの言葉を挨拶文に必ず盛り込む
  1-1. 結婚を祝う言葉を述べる

新郎新婦に対して祝福の言葉を述べます。
さらに両家に対し(新郎新婦の両家の)両親とその親族に対してお祝いの言葉を述べます。

※新郎側だけの来賓でも、両家にお祝いを述べます。同様に新婦側だけの来賓でも、両家にお祝いの言葉を述べます。
例) 太郎君、花子さん、ご結婚おめでとう。
例) 新郎新婦ならびに両家の皆様、本日はまことにおめでとうございます。

※実際の文例は下記にて↓↓
2.幸せを祈る言葉を入れる
  2-1. 幸せを祈る言葉を入れる

幸せな結婚生活を祈る言葉を盛り込みます。
例) お二人の末永いお幸せをお祈りし…
例) 若い二人の前途を祝して…

※実際の文例は下記にて↓↓
 2.結婚披露宴の乾杯の挨拶 文例・例文
それでは実際に乾杯の挨拶を作文してみましょう。
文例・例文を紹介します。
例文1
太郎君、花子さん、ご結婚おめでとうございます。
両家のご親族の皆様にも合わせてお祝いを申し上げます。
それでは乾杯の音頭を取らせて頂きますので、皆様ご唱和をお願いします。
新郎新婦の末永いお幸せとご両家ならびにご臨席の皆様のご多幸を祈念いたしまして、乾杯!
例文2
次朗君、雪子さん、結婚おめでとう。
次朗君とは彼が入社して以来のつきあいとなりますが、彼が雪子さんを紹介してくれてからは、一緒に釣りに行ったり、バーベキューをしたりと家族ぐるみの付き合いをしています。数カ月前に彼がようやくプロポーズしたと聞いて一番喜んだのは私の家族かもしれません。二人は本当にお似合いの素敵なカップルだと思っています。これからもぜひ変わらぬ おつきあいをお願いします。
それでは乾杯の音頭を取らせて頂きますので、皆様ご唱和をお願いします。
お二人の末永いお幸せをお祈りいたしまして、乾杯!
例文3
三太君、弘子さん、ご結婚おめでとうございます。
お二人のご両親様にも心よりお祝いを申し上げます。
それでは皆様ご唱和をお願いします。
新郎新婦の末永いお幸せと両家の発展をお祈りいたしまして、乾杯!
 3.結婚式の二次会の乾杯のポイント
披露宴の後で行われる二次会では、堅苦しさよりも楽しさや明るさが求められます。
下記にポイントをあげています。二次会の乾杯の音頭は友人が行います。
ポイント 二次会の乾杯の音頭に用いる言葉の例
1.お祝いの言葉を挨拶文に必ず盛り込む
1-1. 結婚を祝う言葉を述べる

新郎新婦に対して祝福の言葉を述べます。
披露宴の時との違いは、ご両親や親族に対するお祝いの言葉を盛り込む必要がないという点です。
例) 太郎君、花子さん、結婚おめでとう。

※実際の文例は下記にて↓↓
2.堅苦しくならなくてもOK
2-1. 失礼のない範囲で、ジョークや場をなごませる内容も盛り込んでOKです
 
例) 酒の力を借りてぜひ本音を引き出したいと思います(笑)…

※実際の文例は下記にて↓↓
 4.結婚式二次会の乾杯の挨拶 文例・例文
 それでは二次会の乾杯の挨拶を作文してみましょう。
文例・例文を紹介します。
例文1
太郎君、花子さん、結婚おめでとう。
披露宴では二人とも高砂席に座っていてなかなか本音を引き出すことができませんでしたが、この会ではざっくばらんにノロケも本音も聞いてみたいと思っています。
それではみなさん、乾杯の音頭を取らせて頂きますので、ご唱和をお願いします。
太郎、花子さん夫婦の前途を祝して、乾杯!
例文2
次朗君、雪子さん、結婚おめでとう。
二次会ということで、新郎新婦のごく親しい友人を中心に集まって頂きました、
ぜひ肩の力をぬいて愉しくにぎやかに過ごしたいと思います。
まずは乾杯の音頭を取らせて頂きます。皆様ご唱和をお願いします。
お二人の末永いお幸せをお祈りいたしまして、乾杯!
例文3
三太君、弘子さん、結婚おめでとう。
ここからは二次会ということで、我々友人たちがいかに新郎新婦を大切に思っているかを表わしていきたいと思っています。同時に新郎新婦からは、結婚披露宴では聞きだせなかったアレとか、コレとか…いろんな本音を聞き出す会にしたいと思っています。
まずはお約束の乾杯の音頭を取らせて頂きます。皆様ご唱和をお願いします。
お二人の幸せな門出を祝して、乾杯!
 5.中締めの挨拶
 二次会の長さの目安はだいたい二時間くらいです。会場の都合もありますので、いちど区切りをつけなくてはならないことがあります。
ここで紹介する中締めの挨拶は、二次会の閉会宣言として使われるものです。
二次会の流れ【司会進行】 司会進行の例
(中略)
歓談や余興
(中略)
歓談や余興

新郎(および新婦)の言葉

「それでは、この辺で新郎からひとこと挨拶をお願いしたいと思います」

中締めの挨拶

「宴たけなわではございますが、ここで一度お開きにしたいと思います。幹事を代表して◯◯からひとこと御挨拶を申し上げます」
・宴会の区切りとして、「中締め」をすることがあります。
・中締めには区切りとして「万歳三唱」をすることもあります。
例文1
お集りのみなさん、今日は愉しいひと時をありがとうございました。太郎くんと花子さんにとって忘れられない一日になったことと思います。
二人の門出を祝して改めて乾杯したいと思います。皆様ご起立下さい。
ご唱和をお願いします。太郎君と花子さんの幸せを祈って、乾杯!
 6.結婚披露宴の乾杯の挨拶を依頼するときのマナー
乾杯の挨拶を依頼する時の流れとマナーをご紹介します。
乾杯の挨拶を依頼する
1.まずは打診をする
同じ職場の相手であれば直接依頼したいものですが、遠方におられる相手に祝辞や乾杯の音頭をお願いする場合には手紙で依頼するのもやむを得ないと思います。
叔父に頼む場合など、親しい相手の場合には電話で依頼することもあるでしょう。
 
2.披露宴の招待状には一言添える。
乾杯の音頭を依頼した相手への招待状には付箋を入れるのが一般的です。結婚式場に付箋を依頼することもできますが、自作の招待状の場合にはメモでも良いでしょう。

◎付箋に記載する乾杯依頼の例文/
まことに恐れ入りますが、当日披露宴にて乾杯のご発声を賜りたくお願い申し上げます。
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