結婚祝のお返し

■ 結婚式の費用とは
結婚式の費用の主なものには、挙式、披露宴、食事、記念写真撮影、料理、引出物のほか、新郎新婦が結婚式や披露宴で着る衣装(ウェディングドレスや花嫁衣装、新郎の衣装やお色直しの衣装等)も含まれます。更に披露宴で様々な演出を行う場合にはその費用も含まれます。ここでは結婚式の費用について両家の負担分も含めて解説します。
………このページの内容………
▼1. 結婚式の費用とは
▼2. 結婚式の費用の負担・分担について
▼3. 結婚式の費用負担の例(タイプ別)次のページ>>
 会場別 結婚式の費用と分担 次のページ>>
  ホテルでの結婚式
  レストランでの結婚式
  神社での結婚式
結婚式の費用負担についての補足説明 次のページ>>

1.結婚式の費用とは

結婚式の費用には大きく分けて以下の3つが含まれます。
【1】結婚式・挙式費用
【2】披露宴費用
【3】引出物費用
下記で詳しくみてみましょう。
およその項目を知っておくと見積もりを取る時の参考になりますし、手作りウェディングや節約ウェディングを企画する際に、何を削るか、どれを入れるかの指標となります。

結婚式の費用一覧表

結婚式の費用には以下のものが挙げられます。
最近は個性豊かな結婚式が増えてきており、予算に合わせて各項目を検討することができるようになってきています。
手作りウェディングや、節約タイプの結婚式を計画する場合には、カットする項目を二人で相談しましょう。
◆結婚式の費用(けっこんしきのひよう)
1.結婚式代・挙式代
  教会・チャペル、神社などの会場代
会場代とは別に
牧師、神父、神職への謝礼
2.結婚式の衣装
 

レンタル衣装を利用するカップルも多いようです。
新婦・花嫁=ウェディングドレス、白無垢など
新郎・花婿=モーニングコート(昼間の結婚式)、タキシード、フロックコート、紋付き袴(もんつきはかま)

3.着付け・美容(ヘアセット)代
4.介添え料(介添人への謝礼)
  花嫁の介添人代です。料金設定がない場合でも謝礼を支払うケースが大半です。
5.新婦(花嫁)のブーケ、新郎(花婿)のブートニア
 

花嫁が持つ花束はブーケ、新郎の胸にかざる小さなコサージュはブートニア。

6.結婚指輪・マリッジリング 
  結婚指輪
結婚証明書
7. 会場生花、チャペル装飾用花
8.音響、BGM、生演奏
  必要ならコーラスの人を依頼する費用もかかる
◆披露宴の費用(ひろうえんのひよう)
1.披露宴会場代
  宴会場やレストランなどの会場代
2.披露宴の衣装
 

新婦・花嫁=お色直し用のドレス、打掛など

新郎・花婿=モーニングコート(昼間の結婚式)、タキシード、フロックコート、紋付き袴(もんつきはかま)

3.料理代
 

料理、
飲み物(お酒、清涼飲料)

4.ウェディングケーキ代
 

ケーキ入刀のセレモニー用

5.引出物、引菓子代
 

招待客のお持ち帰り用

6.招待状代
 

結婚式の招待状代

7.席次表代
 

会場内の席次を案内したもの。ゲストの席に席札も用意するケースもある。

8.音楽・音響照明代
 

新郎新婦入場のBGMや照明、司会者のマイク、余興などでも利用する。

9.司会者代
 

プロを手配する場合には有料。

10.会場花代
 

生花代

◆結婚式当日 その他の費用
1.写真撮影、ビデオ撮影代
 

記念写真、集合写真の撮影
披露宴の会場内での写真撮影、ビデオ撮影などもプロに依頼することがある。

2.お車代
 

主賓、来賓としてお招きした方の交通費

3.ウェルカムドリンク代・ウェイティングルーム代(ウェイティングスペース代)
 

披露宴会場とは別に、ゲストにお待ち頂く場所代と飲み物代。

4.御礼・謝礼
 

受付係、会場係などへの謝礼・御礼

5.ウェルカムボード
 

会場入口に置く案内プレート・ボード。
手作りで用意するケースもある。リースタイプのものも。

6.宿泊費
 

先方での披露宴の場合には、出席する主賓・来賓の宿泊費も必要。

そのほかの結婚にかかる費用

上記以外に、結婚にかかる費用を挙げてみます。
結婚の挨拶状
 

挙式後に送る挨拶状。披露宴出席者宛だけではなく友人などにも送る。

結婚祝のお返し
 

お祝いを頂いた相手のうち、披露宴にお招きできなかった人や、新居にお招きできなかった人など。

2. 結婚式の費用の負担・分担について

結婚式の費用の負担を新郎新婦、両家の親でどのように負担するのかについては、地域や結婚式のスタイルによって異なります。
現代では「費用の負担はこうでなければならない」という決まりはなく、両家と新郎新婦で話し合って決めるのが良いでしょう。

結婚式の費用とその負担・分担について

1.まずは結納、結婚式、新居の準備の3つに分けて見てみましょう。
結納
  結納の際に両家が用意する費用は、結婚式や新生活のための支度金となります。男性側と女性側の負担は以下のとおり。

【男性側・新郎側が用意する分】
結納金として「御帯料」「御帯地料」「金宝包」「小袖料」などを渡します。
【女性側・新婦側が用意する分】
結納返しとして「御袴料」など。金額の目安は男性側からの結納金の1/2〜1/3返し。

なおこの他に「結納飾り」は男性側が用意し、結納のあとの「お祝い膳」は女性側が用意するのが一般的です。

ただ、最近は結納なしのカップルも増えてきており、下記の項目を目安に結婚式の費用を負担します。
結婚式
 

結婚式の費用負担には以下の3パターンがあります。「こうすべき」「こうしなくてはならない」という決まりはありません。両家と新郎新婦で良く話し合って決めます。
結婚式の費用として、下記の費用は両家もしくは新郎新婦が負担額や分担割合を相談して決めます。御祝儀でまかなえる分も考慮します。


【1】新郎新婦が全額負担 当日の結婚祝いのご祝儀で費用の何割かは相殺されます

【2】新郎新婦が負担し、結婚式の費用の一部を両家の両親から「結婚祝」の形で補助する形 当日の結婚祝いのご祝儀で新郎新婦の出費分の何割かは相殺されます

【3】両家の両親で結婚式の費用を分担
今後のおつきあいのこともあり、両家の分担割合・負担額は双方が良く話し合って決める必要があります。両家で折半するか、もしくは新郎側が多く出すなど、それぞれの地域の習慣や各家庭の考え方によって異なります。

[ポイント]御祝儀でまかなうことができる分(金額)はどのくらい?

一般的にホテルや結婚式場などの会場で披露宴を行う場合には、友人から頂く結婚式の御祝儀の平均金額は、ゲストお一人あたり3万円です。人数✕3万円は御祝儀でまかなうことができると思って良いでしょう。
 なお、会費制の場合には会費の金額となります。また、レストランウェディングや人前式などの場合には頂く御祝儀が会場の格に合わせた金額になる場合があります。
 

結婚式の費用とは別に、下記の費用はAかBのいずれかになります。
A.新郎側、新婦側がそれぞれお招きした人の分を支払う
B.両家で折半


 1.交通費、お車代
 2.宿泊費

ちなみに、結婚式の費用は両家で折半もしくは負担割合を話し合って決めることも多いようですが、これら1.2の費用はAの新郎側、新婦側がそれぞれがお招きした人の分を払うというケースが多いようです
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