香典の渡し方(法事・法要)

法事・法要の香典の渡し方を解説します。
一般的には、初盆や一周忌までは知人・友人を招いて法事・法要を行うこともありますが、これらを過ぎると身内だけで行うケースが次第に多くなっていきます。
ここでは四十九日や初盆、一周忌をはじめとする法事・法要の香典の渡し方について、受付で述べる言葉や挨拶をはじめ、香典の渡し方と袱紗の使い方、自宅を訪問する際の香典の渡し方等を(故人や遺族の友人・知人などの場合、会社・職場の代表や上司の代理の場合、親族の場合など)ケース別に解説します。)
………このページの内容………
▼3. 香典の渡し方>法事・法要の受付で(言葉や挨拶など
・受付での主な流れと挨拶
(3-1)故人や遺族の友人・知人などの一般参列者の場合
 ・ワンポイント「故人の自宅での法要など、受付テーブルがない場合は?」
(3-2)会社の社長の代理、職場の代表の代理、会社・職場の上司の代理が参列する場合
(3-3)会社・職場の社長自身、代表や上司や同僚自身が参列する場合
(3-4)故人の親族の場合
▼1. 通夜、葬儀・告別式の香典の渡し方と袱紗 別ページ
▼2. 香典の渡し方と袱紗 別ページ
(2-1)袱紗(ふくさ)の使い方と香典の渡し方 別ページ
(2-2)袱紗(ふくさ)が無い時には 別ページ
[参考ページ]
・香典の金額の相場とめやす>>>
・香典の入れ方、包み方>>>
・香典の入れ方(中袋がない時ほか)>>>
・香典の渡し方 通夜,葬儀,告別式>>>
・香典の渡し方 法事,法要>>>
・香典の渡し方 後日>>>
・香典の渡し方 袱紗の使い方>>>

 3.法事・法要の受付で(言葉や挨拶など)

四十九日、初盆、一周忌などの法事・法要に香典を持参します。初七日をはじめ四十九日までの間、法要は七日ごとにあります。また、その後も百箇日、一周忌、三回忌…と続きます。 友人・知人や会社・職場関係者が香典を持参するのは、主な法要のみで、他は遺族による焼香やお供えが行われます。
法事・法要の会場に到着したら受付で挨拶をして、香典を渡して記帳します。法事・法要はお寺や斎場または故人の自宅で行われます。

受付での主な流れと挨拶

法事・法要の受付での主な流れは以下の通りです。
( 注:[②香典を渡す])と[③記帳する]は順序が逆になることもあります。会場や受付のスペースの広さや、参列者の数などによっても異なります。)

▼お寺や、斎場を利用したり、自宅でも比較的場所に余裕がある場合など
[①挨拶をする]
[②香典を渡す]
[③記帳する]
[④返礼品または、返礼品の引換券を渡される(会食のあとで渡されることも)]
[⑤式場へ移動]

---ここまでが受付で、あとは法要となります--


▼自宅で小規模に法要を行う場合
[①挨拶をする]
[②香典を渡す]
[③祭壇前へ移動]

法事・法要の受付で言葉や挨拶
(3-1)故人や遺族の友人・知人などの一般参列者の場合
[① 挨拶をする]
受付の前で「ご丁寧なご案内を頂きましてありがとうございました」「このたびは大切な日のご案内を頂きましてありがとうございます」などと述べて一礼します。

( ↓ 注:[②香典を渡す])と[③記帳する]は順序が逆になることもあります)

[②香典を渡す]
持参した香典を出し、受付台の盆に乗せます(通常は受付台に黒盆などがありますので、それに乗せます)。[渡し方は>>>
このとき特に言葉は不要ですが、もし言葉を述べるなら「ご仏前にお供えください」あるいは「どうぞお供えください」などと言いながら出します。

[③記帳する]
※法要は案内状などにより事前に出席する人がわかっているため、記帳は省略されることもあります。
受付係が「ご丁寧にありがとうございます。恐れ入りますがこちらに記帳をお願いします」などの言葉を述べるので、筆、筆ペン、ペンなどの用意されている筆記用具を使って芳名帳に記帳します。
ゆっくりでも構いませんので、丁寧に住所、氏名(フルネーム)を書きます。

[④引き出物または、引き出物の引換券を渡される]
※法要のあとで会食(お斎=おとき)がある場合には、引き出物は会食の際に渡されることが多いようです。会食に参加しない方への引き出物はここで渡されます。
受付係から「ありがとうございました。こちらをお納めください」などと引き出物をわたされます(または、「ありがとうございました。恐れ入りますが、お帰りの際に(式場出口で)こちらをお受け取りください」などと引換券を渡されます)。

[⑤ 式場へ移動]
受付係から「こちらにどうぞ」「あちらの入り口にお進みください」などと案内をされますので、指示に従ってください。

もし、そのまま帰る場合には、「申し訳ございませんが、あいにく所用がございますので、本日はこれで失礼いたします。ご遺族に宜しくお伝え下さい」などと述べて一礼。そのあと辞去します。
▼ワンポイント

故人の自宅で行われる法要など、もしも受付のテーブルがない場合の香典は?
・香典は会場となる故人の自宅で、改めて遺族に挨拶をする際に渡します。受付テーブルがなくても、遺族にかける挨拶の言葉や香典を渡す時のマナーは変わりません。

ただし、法要に出席する人が玄関先で立ったまま香典を渡すのはNG。法要を行う部屋に通されてから、改めて挨拶をした上でお渡しします。
このような場合、一般的には香典を受けるためのお盆を遺族が用意していますので、そちらに乗せる形となります。

香典は裸ではなく袱紗(ふくさ)に包んで持参し、お渡しする前に袱紗から出します。
袱紗の使い方はこちら>>>


法事・法要の受付で言葉や挨拶(つづき)
(3-2)会社の社長の代理、職場の代表の代理、会社・職場の上司の代理が参列する場合

▼社長名で代理の人が香典を持参したり、上司の代理で参列する場合
※ 会社職場の社長や上司の代理で会葬する場合には、社長や上司の名刺を預かって行きます。受付に到着する前にの準備をしておきます。

★準備
上司の名刺の右上に「弔」と書き、縦書きの名刺の場合は左端、横書きの場合は下端に「上司の代わりに会葬させて頂きます。佐藤太朗」と、会葬に訪れた部下の氏名を書いておきます。
代理で改装する本人の名刺には右上に「代」と書いておきます。

[① 挨拶をする]
受付の前で
「このたびは大切な法要のご案内を頂きましてありがとうございます。サンプル物産名古屋支店の者でございます。上司の代理でまいりました。」
「一年目のこの日に参列させて頂き恐縮でございます。サンプル物産総務部の者でございます。弊社社長の代理でまいりました。」
などと述べて一礼します。
このとき、上司の名刺の右上に「弔」と書き、縦書きの名刺の場合は左端、横書きの場合は下端に「上司の代わりに会葬させて頂きます。佐藤太朗」と、会葬に訪れた部下の氏名を書いたものと、自分の名刺の右上に「代」と書いたもの(★受付前に準備しておきましょう)を2枚重ねて、受付に渡します。 このとき、代理で参列する部下自身の名刺は下になるように重ねて渡します。
(代理人の名刺は渡さないこともあります)。

( ↓ 注:[②香典を渡す])と[③記帳する]は順序が逆になることもあります)

[②香典を渡す]
持参した香典を出し、受付台の盆に乗せます(通常は受付台に黒盆などがありますので、それに乗せます)。[渡し方は>>>
このとき特に言葉は不要ですが、もし言葉を述べるなら「ご仏前にお供えください」あるいは「どうぞお供えください」などと言いながら出します。

[③記帳する]
※法要は案内状などにより事前に出席する人がわかっているため、記帳は省略されることもあります。
受付係が「ご丁寧にありがとうございます。恐れ入りますがこちらに記帳をお願いします」などの言葉を述べるので、筆、筆ペン、ペンなどの用意されている筆記用具を使って芳名帳に記帳します。
記帳の際は、 社名は(前に記帳している人の書き方に従って)、住所の欄か、氏名の右側に書きます。もし他に社名を書いている方がいない場合には受付の人に「社名はこちらにお書きしてよろしいですか?」と確認してください。不要と言われたら社名は書きません。住所は会社・職場の住所となります。
氏名は代理の人ではなく上司の肩書きと氏名をフルネームで書き、左下に「代」と書きます。

もし代理人自身も香典を持参した場合には、記帳の際に上司の分と代理人の分の2名分を書きます。このときに用意する代理人自身の名刺については(1-3)参照。

[④返礼品または、返礼品の引換券を渡される]
※法要のあとで会食(お斎=おとき)がある場合には、引き出物は会食の際に渡されることが多いようです。会食に参加しない方への引き出物はここで渡されます。
受付係から「ありがとうございました。こちらをお納めください」などと引き出物をわたされます(または、「ありがとうございました。恐れ入りますが、お帰りの際に(式場出口で)こちらをお受け取りください」などと引換券を渡されます)。

[⑤ 式場へ移動]
受付係から「こちらにどうぞ」「あちらの入り口にお進みください」などと案内をされますので、指示に従ってください。

もし、そのまま帰る場合には、「申し訳ございませんが、あいにく所用がございますので、本日はこれで失礼いたします。ご遺族に宜しくお伝え下さい」などと述べて一礼。そのあと辞去します。

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法事・法要の受付で言葉や挨拶(つづき)
(1-3)会社・職場の社長自身、代表や上司や同僚自身が参列する場合

▼社長が香典を持参したり、上司、同僚本人が香典を持参する場合
※ 受付に到着する前にの準備をしておきます。

★準備
自分の名刺の右上に「弔」と書いたもの、または
自分の名刺の右上に「弔」と書き、名刺の左下の角の部分を表側(おもてがわ)に曲げたもの、を用意しておきます。
横書きの名刺のときには、名刺を横にした状態で右上に「弔」、左下角を表側に曲げます。

[① 挨拶をする]
受付の前で
「このたびはご丁寧なご案内をありがとうございました。サンプル物産の見本一朗でございます。」あるいは「このたびは大切な法要に参列をさせて頂きありがとうございます。サンプル物産の見本一朗でございます。」
などと述べて一礼します。
このとき、自分の名刺の右上に「弔」と書いたもの、または
自分の名刺の右上に「弔」と書き、名刺の左下の角の部分を表側(おもてがわ)に曲げたもの(★受付前に準備しておきましょう)を受付に渡します。

( ↓ 注:[②香典を渡す])と[③記帳する]は順序が逆になることもあります)

[②香典を渡す]
持参した香典を出し、受付台の盆に乗せます(通常は受付台に黒盆などがありますので、それに乗せます)。[渡し方は>>>
このとき特に言葉は不要ですが、もし言葉を述べるなら「ご仏前にお供えください」あるいは「どうぞお供えください」などと言いながら出します。

[③記帳する]
※法要は案内状などにより事前に出席する人がわかっているため、記帳は省略されることもあります。
受付係が「ご丁寧にありがとうございます。恐れ入りますがこちらに記帳をお願いします」などの言葉を述べるので、筆、筆ペン、ペンなどの用意されている筆記用具を使って芳名帳に記帳します。
記帳の際は、 社名は(前に記帳している人の書き方に従って)、住所の欄か、氏名の右側に書きます。もし他に社名を書いている方がいない場合には受付の人に「社名はこちらにお書きしてよろしいですか?」と確認してください。不要と言われたら社名は書きません。会社の社長や上司、同呂として香典を出す場合の住所は会社・職場の住所となります。

[④返礼品または、返礼品の引換券を渡される]
※法要のあとで会食(お斎=おとき)がある場合には、引き出物は会食の際に渡されることが多いようです。会食に参加しない方への引き出物はここで渡されます。
受付係から「ありがとうございました。こちらをお納めください」などと引き出物をわたされます(または、「ありがとうございました。恐れ入りますが、お帰りの際に(式場出口で)こちらをお受け取りください」などと引換券を渡されます)。

[⑤ 式場へ移動]
受付係から「こちらにどうぞ」「あちらの入り口にお進みください」などと案内をされますので、指示に従ってください。

もし、そのまま帰る場合には、「申し訳ございませんが、あいにく所用がございますので、本日はこれで失礼いたします。ご遺族に宜しくお伝え下さい」などと述べて一礼。そのあと辞去します。
 

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法事・法要の受付で言葉や挨拶(つづき)
(3-4)故人の親族の場合

▼遺族ではなく親族が参列する場合
※ 受付係は、葬儀社の人や、近所の人などの外部の人が行うこともあります。
受付係が遺族や親族の場合と、外部の人の場合では挨拶が異なります。

●葬儀社の人や、近所の人など外部の人が受付をしている場合
[① 挨拶をする]

受付の前で「親族の者です。このたびはお世話になります」などと述べて一礼します。

「ご苦労様です」は目上の人に対して使うのは失礼にあたります。
葬儀社の人にとっては親族は一応クライアント側とも言えるので「ご苦労様」という挨拶も使える立場ではありますが、受付係が近所の人であれば、相手を目下の者とみることになり使えません。挨拶の言葉が気になる場合には「親族の者です。このたびはお世話になります」あるいは「恐れ入ります。親族の者です」などと述べて一礼するのが無難でしょう。

( ↓ 注:[②香典を渡す])と[③記帳する]は順序が逆になることもあります)

[②香典を渡す]
持参した香典を出し、受付台の盆に乗せます(通常は受付台に黒盆などがありますので、それに乗せます)。[渡し方は>>>
このとき特に言葉は不要ですが、もし言葉を述べるなら「ご仏前にお供えください」あるいは「お供えください」などと言いながら出します。

[③記帳する]
※法要は案内状などにより事前に出席する人がわかっているため、記帳は省略されることもあります。
受付係が「ありがとうございます。恐れ入りますがこちらに記帳をお願いします」などの言葉を述べるので、筆、筆ペン、ペンなどの用意されている筆記用具を使って芳名帳に記帳します。
ゆっくりでも構いませんので、丁寧に住所、氏名(フルネーム)を書きます。

[④返礼品または、返礼品の引換券を渡される]
※法要のあとで会食(お斎=おとき)がある場合には、引き出物は会食の際に渡されることが多いようです。会食に参加しない方への引き出物はここで渡されます。
受付係から「ありがとうございました。こちらをお納めください」などと引き出物をわたされます(または、「ありがとうございました。恐れ入りますが、お帰りの際に(式場出口で)こちらをお受け取りください」などと引換券を渡されます)。

[⑤ 式場へ移動]
受付係から「こちらにどうぞ」「あちらの入り口にお進みください」などと案内をされますので、指示に従ってください。

………関連ページ………
▼1. 通夜、葬儀・告別式の香典の渡し方と袱紗 別ページ
▼2. 香典の渡し方と袱紗 別ページ
(2-1)袱紗(ふくさ)の使い方と香典の渡し方 別ページ
(2-2)袱紗(ふくさ)が無い時には 別ページ
[参考ページ]
・香典の金額の相場とめやす>>>
・香典の入れ方、包み方>>>
・香典の入れ方(中袋がない時ほか)>>>

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