鍋の食べ方・鍋料理の食べ方

鍋料理・鍋の正しい食べ方は?
鍋・鍋料理の食べ方のマナーのページ。鍋の食べ方、鍋料理の順番、テーブルマナーと作法、食べる順番、具の入れ方や取り分け方、席次、ご飯や麺、鍋料理の簡単な英語表現などについて解説します。
会社・職場、上司や仲間の飲み会、歓迎会・送別会、忘年会新年会などの席で失敗しないためのマナーを紹介します。
………このページの内容………

1. 鍋料理の食べ方

  順番(1)…鍋に入れる順番
  順番(2)…食べる順番
  順番(3)…取り分けてあげる時の順番
2. 席順・席次
  鍋を囲む時の上座、下座
3. 鍋料理、鍋の食べ方のマナー
4. 鍋料理についての簡単な英語表現

1.鍋料理の食べ方

数人で食べるのが楽しい鍋料理。お鍋た最大限美味しく食べられる順番をご紹介します。
もしお店の人が調理してくれる場合はおまかせするのがオススメです。最高の順番で調理した具材を最高の順番で美味しく食べられます。

(1)鍋に入れる順番
①ダシが出るもの、火が通りにくいものを先に入れる
強火
最初は強火で沸騰させます
魚類、鶏などダシが出るものは先に入れます。

イモ類、人参、白菜の芯、大根などの火が通りにくいものは早めに入れます。
しらたきや木綿豆腐は早めに入れると味がしみて美味しくなります。
②崩れやすいものを入れる
中火 絹ごし豆腐、しいたけなどを入れます。
③硬くなりやすい肉をはじめ、すぐ火が通る食材を入れる
強火 必ずもう一度沸騰させて短時間で調理します。
牛肉、豚肉を入れます。豚肉はしっかり火を通します。牛肉はお好みでサッと火が通ればOKです。肉はしらたきの近くに入れるとしらたきに含まれるカルシウムの影響で固くなります。しらたきから遠ざけて投入します。
肉類以外には、すぐ火が通る春菊の葉や白菜の葉の部分、えのきなども比較的火が通りやすい食材です。
④火を弱め、火が通ったものからバランス良く食べる
トロ火

肉を入れたあとは火を弱めます。
火が通ったものからいろんな具材をバランス良く食べていきます。

クタクタになるまで煮えてしまうと美味しくないので、③以降は鍋の中がなくなってから次の具材を投入するのもオススメです。

(1)鍋に入れる順番 つづき
[参考1] ふぐチリ、ふぐ鍋

(お店の人におまかせできる場合にはお願いしましょう。)
・出し汁が十分に沸騰した状態で、最初に骨付きの身を鍋に入れ、3〜4分して火が通ったらポン酢で食べます。
・次に野菜を投入。あとは火が通った野菜を食べながらふぐ皮、ふぐの身を投入しますが、皮も身もすぐに火が通るので要注意。皮はしゃぶしゃぶの要領で湯をくぐらせる程度が美味しいとされます。身の方も薄いのですぐに火がとおります。火が通ったらすぐに上げてポン酢で食べます。ふぐや野菜を食べて鍋の中をきれいにし、魚介と野菜から出た出しに塩で味付けしご飯を入れて雑炊をします。
 

[参考2] すき焼き

(お店の人におまかせできる場合にはお願いしましょう。)
・すき焼きには関東風と関西風があり、料理方法が大きく異なります。

[関西風]
(下記は事務局スタッフが京都で教えて頂いた料理法です)
・関西風のすき焼きは熱した鍋で牛脂を焼き、そこに薄切りの牛肉を入れて焼き、砂糖、醤油、日本酒をまわしかけてまぶし、生卵を溶いたものをつけて食べます。次に野菜や

豆腐、しらたき・糸こんにゃくなどを投入し、火が通ったら食べます。だし汁などは使わず、適宜、酒や醤油、砂糖を追加投入します。

[関東風]
・関東風の一般的なすき焼きは割り下という調味液(醤油、砂糖、みりん、日本酒、だし汁などを調合したもの)を鍋に入れて火にかけ、火がとおりにくい野菜、肉を入れます。しらたきは肉の近くに入れると肉が固くなるため離して入れましょう。火が通った具から食べます。溶いた生卵に絡めて食べます。
お店によって締めが異なります。うどんを入れるお店、ご飯で雑炊にする店や牛すき丼にしてくれるお店などがあります。

ちなみに、のすき焼き鍋の締めには親子丼を作ってくれる店があります。

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(2)鍋・鍋料理 食べる順番
①火が通ったものからバランス良く食べる

とんすい(呑水)

肉は固くならないうちに鍋から上げ、野菜はクタクタにならないうちに取り分けます。 呑水[読み=とんすい](または取り分け用の小鉢など)に取り、冷めないうちに食べます。
②すき焼きやしゃぶしゃぶなど特定の鍋料理は肉優先

特に肉がメインになる鍋料理の代表格がすき焼きとしゃぶしゃぶです。
これらの場合は肉を優先して食べます。

牛肉のしゃぶしゃぶは箸でつかんだ肉の色が変わるくらいで食べるのが美味しいとされます。野菜が自分の呑水[読み=とんすい](または取り分け用の小鉢など)に入っていても、箸でつかんでいる肉を優先して食べます。

関西風のすき焼きは先に肉を投入して醤油や砂糖をかけます。その後で野菜を投入するため、肉は固くならないうちに食べる方が美味しいとされます。

(3)取り分けてあげる時の順番
少人数で鍋を囲む時には、各自が自分で取るほうが良い場合もあります。多人数で鍋から離れた人がいる場合には、近くの人がすすんで取り分けて上げるようにしましょう。

呑水[読み=とんすい](または取り分け用の小鉢など)に取り分ける時は具を先に入れ、あとからお玉でスープや汁を注ぎます。具は野菜を下の方に入れて肉や魚などを上に乗せるとゴージャスに見え、食欲をそそります。

下記は取り分ける時の順番です。
必ず取り箸を使いましょう。「嫌いなものはありますか?」などと声をかけてあげると更に良いでしょう。
①お客様に先に取り分ける
接待などの席で鍋料理を食べる場合には、お客様の分を先に取り分けます。
取り分ける順番としては、お客様→自分の上司→自分などとなります。
 
②目上の相手に先に取り分ける
職場などの目上の相手が出席している場合には目上の人に先に取り分けます。
上下関係がない場合には、年長者に優先的に取り分けてあげるようにします。
  
③鍋から遠い席の相手に先に取り分ける
親しい仲間で食べる場合、各自が鍋から直接取るのもアリですが、人数が多いと手が届かない人が出てくるケースがあります。そんなときは鍋から遠い席の人に真っ先に取り分けてあげるようにします。
 

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2.席順・席次

鍋料理を食べる時の上座、下座について説明します。
飲み会の幹事や世話役を引き受けた場合には下座に座るようにします。

鍋を囲む時の上座、下座

鍋の席次
鍋の席次
[お客様や目上の人の席は?]
基本的には入り口から遠い席が上座です。

入り口に最も近い席が下座となります。


鍋の前に三人座る場合には、鍋の正面が上座となります。
鍋からも遠く、入り口に近い席が下座となります。

下座になった人は、参加メンバーの様子を見ながら飲み物の追加の注文をしたり、必要に応じて追加のオーダーをしたり(しゃぶしゃぶの肉の追加などもする)、最後の締めに麺やご飯などの注文・お店への合図をしたりします。
取り皿の数は足りているか、

食べ終わって下げてもらう皿はあるかなどにも気配りをします。

3. 鍋料理、鍋の食べ方のマナー

鍋・鍋料理の食べ方のマナーとテーブルマナーをまとめてみます。

鍋の食べ方のマナー
[取り箸を使う]
・つい自分の箸で取りたくなるものですが、不快に思う人もいるのでNG。必ず取り箸を使うのがマナーです。
自分の箸を逆さ箸にして使うのもNGです。汚れて不潔な部分が目に触れて不快に思う人もいます。
取り箸がない場合にはお店の人に声をかけても良いでしょう。

[特に肉やカニ、魚介などのメインとなるものは他の人の分量を考えて食べる]
・ごく親しい人たちと鍋を囲んで「早い者勝ち!」と先を競って肉を奪い合うようにして食べるのも楽しいのですが、大人の鍋料理の場合は自分だけがメインの具を沢山取るのはNGです。常に他の人の分量を考慮して取り分けます。
皆の箸の進みが遅くなってきたら、進んで「まだ食べられる方、お取りしますよ」と声をかけてから、残った分を自分が取るのはOKです。

[しゃぶしゃぶは箸から離さない]
・肉のしゃぶしゃぶを長時間箸から離しておくのは他の人が不快な思いをするためNGです。牛肉は軽く色が変わったくらいが食べ頃です。

[少人数なら各自で取る。少し遠い人がいる場合は取り分けてあげる]
・鍋を囲むメンバーが4人しかいないのに、取り分けてあげるのはむしろやり過ぎな印象を与えます。鍋から少し離れた人がいる場合には、近い人が取り分けてあげましょう。最初に「よろしければ取り分けましょうか?」と一言。さらに「お好きなものは?何か嫌いなものはありますか?」と尋ねるなどの心遣いをすると更にグッドです。

[取り分けてあげるときは野菜を下に、メインを上に]
・野菜だけ、肉・魚だけではなくバランス良く取り分けますが、まずは野菜を取ってからその上にメインの肉や魚介を乗せると美味しそうに見えます。

[呑水(とんすい)や小鉢は左手で持って食べる]
・鍋から取った食べ物を直接口に運ぶのはNGです。必ず取り分けて食べます。鍋料理を取り分ける呑水や小鉢は熱くて持てないなどということがないように高台部分があります。犬食いにならないよう、左手で器を持って食べます。
しゃぶしゃぶなどの肉は折り畳んでから口に運びます。豆腐などは器の中で食べやすい大きさに箸で切ってから食べます。

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4. 鍋料理についての簡単な英語表現

刺身やお造りに添えられたその他の薬味について解説します。

簡単な英語表現

hot pot dishes

鍋料理
I will explain how to eat hot pot dishes. 私は鍋料理の食べ方を説明します。
I love shabu-shabu and sukiyaki. 私はしゃぶしゃぶとすき焼きが好きです。

Shabu-shabu is a name of Japanese hot-pot dish. We eats thinly-cut meat put in a sauce after it is passed through soup which has been boiled in a special shabu-shabu Pot.
Generally, the sauce used well is Ponzu (Liquid sauce that is made of Juice of citrus fruits and Vinegar and soysauce) and Gomadare (sesame sauce).

しゃぶしゃぶは日本の和食料理の一種です。 特製のしゃぶしゃぶ鍋で煮たスープを通した後、ソースに入れた薄切り肉を食べます。
一般的によく使われるソースはPonzu(柑橘類の果汁と酢と醤油から作られた液体ソース)とゴマダレ(ゴマソース)です。
By using tableware that called "Tonsui", we can take a food as we like.
When you take food from hot pot dishes, please use shared chopsticks instead of your own chopsticks.
「呑水」と呼ばれる食器を使うことで、好きなように食べることができます。 お鍋から食べ物を食べるときは、自分の箸の代わりに共用した箸を使ってください。
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