エビの食べ方・えびの食べ方

えび・エビの食べ方 マナーは?
えび・エビの食べ方マナーのページ。和食・日本料理・会席料理の殻付きエビの食べ方、むき方、エビの煮付けの、刺身のエビ、海老の串焼き、海老の天ぷら、伊勢海老のマヨネーズ焼きなどのエビの頭と尾はどうするかを解説します。エビの食べ方のマナー、箸の使い方、フレンチと和食の食べ方の違い、手は使ってもよいか、尾はどうするかなどを解説。
………このページの内容………

1. エビ・えび・海老の食べ方

(1)殻付き・頭付き エビの煮付け、海老のうま煮の食べ方
   (和食・日本料理・会席料理)
(2)甘エビの刺身の食べ方(和食・日本料理・会席料理)
(3)海老丼・海鮮丼の食べ方(和食・日本料理・会席料理)
(4)えび天、エビの天ぷらの食べ方(和食・日本料理・会席料理)
(5)殻付き・頭付き エビの串焼きの食べ方(和食・日本料理・会席料理)
(6)殻付き エビのニンニク炒めの食べ方(中国料理・中華料理)
(7)車海老や伊勢海老の鬼焼き、開き焼きの食べ方
    (和食・日本料理・バーベキュー、炭焼き)
(8)伊勢海老のマヨネーズ焼き、伊勢海老のコキールの食べ方
    (フレンチ、洋食、フランス料理)
(9)殻付きエビの食べ方
    (フレンチ、洋食、フランス料理)
2. エビの食べ方まとめ

1.エビ・えび・海老の食べ方

殻付きで出されると手で食べても良いのかどうか迷ってしまうのがエビです。エビの食べ方について料理別に解説します。
懐紙を持っていないケースが多いと思いますが、手を怪我しないように注意して下さい。

(1)殻付き・頭付き エビの煮付け、海老のうま煮の食べ方
   (和食・日本料理・会席料理)
手を使って殻をはずす

海老のうま煮

①左手で海老のあたまの部分を押さえて、右手で胴の部分を持って引っ張ると頭がとれます。取れにくい時は頭のつけ根で折り曲げるようにすると取れやすくなります。

(もし懐紙があれば、左手で海老の頭を押さえる時に懐紙で頭を覆うようにして押さえます。この時、懐紙は四ツ折り等、適当な大きさに折り畳んで使います。懐紙は指が汚れるのを防ぐだけでなく怪我も防ぎます。)

②足の部分を取り除き、お腹から殻を両側に開くようにし、指を入れて背中に向かって殻をはずしてゆきます。

尾プラス1

③エビの尾部分は、右のイラストのように尾から一つ目の殻まで開いて殻を取ることが大切です。
一つ前の部分まで殻を取ったら、尾の先の部分は先端を持ってそっとひっぱるようにすると殻がはずれます。

・お好みで…もし、尾の先端を食べずに残す場合には、尾の先プラス1の部分だけ殻をむかずに残すこともあります。
 
④殻や頭は皿の奥にまとめておきます。

(もし①で懐紙を使った場合には、殻を隠すように殻の上に懐紙をおきます)
⑤むき終えた海老はお箸で食べます。頭に近い方から食べ、一口で食べられない場合は歯で噛み切りますが、食べられなかった尾の方は皿にもどさず、(長い間箸で持ったままにすることもせず、口の中に余裕ができたら)口に入れます。

⑥おしぼりがあればおしぼりで手を拭きます。海老はどうしても生臭さがあるので、使ったらおしぼりを新しいものに替えてもらうと良いでしょう。難しい場合にはおしぼりの半分だけを使うようにし、残り半分でもう一度きれいに指を拭きます。

もしフィンガーボールがあれば指をフィンガーボールですすいでからお絞りで手を拭きます。

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(2)甘エビの刺身の食べ方(和食・日本料理・会席料理)
箸で食べる。尻尾の先端を持たない

甘エビの刺身

①以下の二通りの食べ方があります。箸で簡単に二つ折りにします。わさびを少量取り、甘エビの上に乗せます。
箸で二つ折りにした甘エビをつかんで醤油をつけ、口に入れます。殻がついている尾の先だけを歯で噛み切り、殻がついた部分を箸でつかんで皿の奥に置きます。

②もう一つの食べ方は、以下の通りです。
まずはわさびを少量取り、甘エビの上に乗せます。箸で中央のあたりを掴み、頭に近い先端をほんの少しだけ醤油につけます。そのまま頭に近い方から口に入れます。殻がついている尾の先だけを歯で噛み切り、殻がついている部分を箸でつかんで皿の奥に置きます。

なお、万一、一度に食べきれない場合は歯で噛みちぎります。残りは皿に戻さず、あまり間をおかずに口に入れるようにします。

一番避けたいのは、ブランブランと空中で揺れる甘エビを口で追いかけるようにくわえる食べ方です。これを防ぐためには尻尾の先を箸で持たないようにします。

(3)海老丼・海鮮丼の食べ方(和食・日本料理・会席料理)
わさびは醤油に説かない。醤油をかけない。海老の尻尾の先端を持たない
醤油をまわしかけるのはNG。上に乗せられた具は刺身を食べる時のように、一つずつ取って醤油につけてから少量のご飯の上に乗せて食べます。詳細は以下の通り。

エビの海鮮丼

①わさびは醤油に溶きません。まず箸でわさびを少量取り、甘エビの上に乗せます。ただしわさびを乗せるのは今から食べようとする一匹だけです(一匹ずつ食べます)。

②箸で二つ折りにした甘エビをつかんで、醤油を少しだけつけ、ご飯の上に戻して少量のご飯と一緒に口に入れます。難しい場合にはエビだけを先に口に入れ、次にご飯を口に入れます(このように別々に口に入れた方がご飯が醤油で汚れないため、きれいに食べることができます)。
エビは殻がついている尾の先だけを歯で噛み切り、尾先の殻がついた部分を箸でつかんで(別の)皿の奥の方などに置きます。

どうしても尻尾の先の部分を置く場所がない時には、漬物皿の奥の方など工夫して下さい。

(4)えび天、エビの天ぷらの食べ方
(和食・日本料理・会席料理)
天ぷらの盛り合わせは、味の淡白な白身の魚を先に食べる

天ぷら盛り合わせ

天ぷらの盛り付けは手前のものから食べると良いとされていますが、手前から→後ろのものへ、という順番だけでなく淡白な味のもの→こってりした味のものへという順番を守ると美味しく食べることができます。

①天ぷらは食べる直前に食べるものだけをサッと天つゆにつけます。えぴ天は、エビを一口で食べきれない場合には歯で噛みちぎりますが、残りの部分を天つゆに漬けたままにすると衣がクタクタになってしまいます。残りの部分は箸で持ったままにし、なるべく間をおかずに口に入れます。
②尾の先端部分は歯で噛みちぎって残します。天ぷらの盛り皿の奥の方にまとめておきます。

最近は天つゆの代わりに塩が添えられていることもあります。塩には天ぷらをつけるのではなく塩を天ぷらの上にふりかけます。
もしレモンやすだちなどが添えられていたら、天ぷらの上に搾るのではなく天つゆの方に搾ります。理由は衣がサクッとした状態で食べたいからです。

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(5)殻付き・頭付き エビの串焼きの食べ方
(和食・日本料理・会席料理)
[ポイント]温かいうちに串をぬく

海老の串焼き

①串焼きの場合には、まず温かいうちに串を抜きます。
左手でエビを押さえ右手で串を掴み、回すようにしながら串を抜きます。

②次に殻をむきます。手でむく場合には、まず頭を取り、足をとります。腹の部分から尾の殻を開き、くるりと殻をむきます。むいた殻は皿の箸にまとめて置きます。
  
(6)殻付き エビのニンニク炒めの食べ方(中国料理・中華料理)

エビのニンニク炒め

①頭がついていない殻付きエビの場合には、まずはお腹の足を取ります。

②お腹の部分に両手の親指を入れて両側に広げるようにし、胴側から背中側へと殻をむきます。一節ずつむきながら頭側から次第に尾に近い側へと殻をはずしてゆきます。

③尻尾近くまで殻をはずし、尾の先端をそっとひっぱるようにすると殻がむけます。

④むいた殻は殻入れに入れます。殻入れがない場合には皿の奥にまとめて殻を置きます。

⑤フィンガーボールで指を洗い、用意されたおしぼりまたはナプキンで手をふきます。
(7)車海老や伊勢海老の鬼焼き、開き焼きの食べ方
    (和食・日本料理・バーベキュー、炭焼き)
熱いうちに殻をはずす

開いて焼く

【画像は鬼焼き、焼く前の伊勢海老・開いたところ】
殻ごと切り分けるのではなく、まずはすべての身を殻からはずします。殻にそって箸を入れ、身を殻からはずすようにします。
身をはずしたあとは、箸で食べやすい大きさずつ身を取って食べます。

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(8)伊勢海老のマヨネーズ焼き、伊勢海老のコキールの食べ方
    (フレンチ、洋食、フランス料理)
身の部分は調理段階で殻からはずしてある

開いて焼く

コキールなどは身が殻からはずしてあります。
左の端のほうからフォークを使って(熱いので)小さめの一口分ずつ取り、ソースを絡めて食べます。
大きな身がある場合には、皿の手前側のスペースでナイフで一口サイズに切り分けて食べます。
(9)殻付きエビの食べ方
    (フレンチ、洋食、フランス料理)
殻ごと切らない、殻を広げて殻の中で切らない。

 エビは殻ごと切らず、まず殻をはずしてから切ります。殻を広げて殻の中で切ろうとするとナイフの角度が急角度になりすべりやすく失敗しやすくなります。

①エビは最初に殻と身の間にナイフを入れ、身を殻からはずします。

②はずした身を殻から出して、皿の上で左端から一口サイズに切って食べます。

2.エビの食べ方まとめ

様々な料理に使われるエビの食べ方のポイントをまとめました。

エビの食べ方まとめ
1. 和食でも洋食でも、先に殻をはずしてから食べやすい大きさにして食べる。
2. 刺身の場合は、わさびを醤油に溶かさず、箸にとったわさびをエビの上に少量乗せる。中央よりやや尾に近い方を箸でもち、頭に近い先端に少量だけ醤油をつけて食べる。尾は歯で食いちぎり残す。
3. 熱い料理は熱いうちに殻からはずす。串がある場合は熱いうちに抜き取る。
4. フレンチ、洋食の場合にもエビは殻ごと切らない。殻の中で切らない。
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