結婚式のマナー

■ 結婚式のマナーとは
結婚式には、新郎新婦が結婚の誓いを交わす「結婚式」と、親族や親しい人に自分の結婚相手を披露する「披露宴」の二部構成になっている場合がほとんどです。結婚式に招待される場合には厳密には「披露宴だけ」の場合と「挙式と披露宴の両方」の場合があります。このページでは結婚式の招待状の返信、結婚式の服装、ご祝儀の金額相場と書き方、結婚式のスピーチのポイントについて説明します。
………このページの内容………
▼1. 結婚式の招待状 返信
▼2. 結婚式の服装
▼3. 結婚式のご祝儀(結婚祝い) 金額相場と書き方
▼4. 結婚式と披露宴の流れ(当日の流れ)次のページ
▼5. 結婚式スピーチ(披露宴のスピーチ)次のページ
1.結婚式の招待状 返信

結婚式や披露宴の招待状が届いたら、なるべく早く返信を出します。ここでは招待状の返信マナーをご紹介します。結婚式披露宴にはよほどの事情がない限り断らずに出席したいものです。

[ワンポイント]

披露宴の招待状が大半ですが、新郎新婦の親族やごく親しい人には披露宴に先立って結婚式にも参列して欲しい旨が記されています。教会式の場合には友人の参列も多くなっています。

「御」「芳」などの文字は二重線で消す。

返信の書き方

「御」「芳」などの字を打ち消す
場合の二重線の書き方と
一言メッセージの書き方の例

・返信ハガキには、敬語として「御住所」などのように、「御」または「ご」などの文字が使われています。
これらの「御」または「芳」を二重線で消します。
 二文字以上の「御」を消す時には縦の二重線で、一文字の時には斜めの二重線で消します。

出席・欠席のうち、あてはまる方を◯で囲み、他方を二重線で消します。
住所や氏名の「御」「芳」を二重線で消します。

※欠席の場合の返信のしかたについては、次項「3.欠席の場合の返信」を参照してください。
空きスペースにはお祝いのメッセージを書き添える
祝福のメッセージを書き添えると、受け取った方も嬉しいものです。ぜひメッセージを書き添えて下さい。

[返信に書き添えるメッセージの例文]
「おめでとう。喜んで出席させて頂きます」
「お招きありがとう。素敵な披露宴になりますように」
「おめでとう!幸せのおすそ分けを期待しています!」
「花子の花嫁姿、キレイだろうな。楽しみです。」
など
宛名の「行」を二重線で消して「様」に

返信はがきの宛先は、へりくだって「◯◯◯◯行」(氏名+行)と書かれています。
「行」の部分を二重線で消して、「様」と書き換えて下さい。
例えばこの画像のように、氏名と「行」の字が縦にまっすぐ続いている場合(パソコンで印字されたものに多い例です)には、「行」を二重線で消して、「様」を左側に書きます。

※「寿消し」とは
…ごくまれに、① ②の「御」「芳」などを二重線で打ち消す代わりに「寿」の文字を上書きする方がいらっしゃいます。こちらの方が丁寧だという説もあるのですが、昔は見かけなかった書き方です。流行のような側面もあるのかもしれません。
事務局の見解は以下のとおりです。
「寿消しは間違っているとは言えない書き方でしょう。しかし旧来からある書き方ではない、見た目が「寿」でゴチャゴチャするという点を考慮した上で、受け取る相手先によって「寿消し」「寿で消す」を使うかどうかをご自身で判断して下さい。」
 

さらに詳しい情報は「結婚式の招待状 返信」のページへ

2.結婚式の服装

結婚式・披露宴の服装には、結婚式(婚礼)という儀式にふさわしい格と、祝いの場にふさわしい華やかさが求められます。
その場にふさわしい服装の規定やマナーをドレスコードと言います。
結婚式の服装全般に関する主なドレスコードとマナーを紹介します。

結婚式 服装のマナー
男・男性

基本はフォーマル

・結婚式では、原則としてフォーマルな服装が求められます。
・ホテルでの挙式、結婚式場での結婚式、レストランでのウェディング、人前結婚式など、今では結婚式のスタイルもさまざまです。服装の格は会場に合わせます。
「結婚式にふさわしく、さらに 会場の格にふさわしい服」を心掛ける。
  OKの服装
●スーツ+ネクタイ。
ネクタイの色は白、シルバー、シルバーストライプ、白×ブラックストライプ、ゴールド×シルバーストライプなど。
靴下は黒。靴は黒の皮革製。格式の高い式場で、タキシードを着用して夜の披露宴に出席するのなら黒エナメルの靴も可。

●結婚式からそのまま流れる披露宴の時には、礼服、準礼服のまま出席。挙式とは別 に披露宴に華やかさを出したい場合には、会場の格式に合えば、ポケットチーフでアクセントをつけるなど、ある程度華やかな雰囲気を出しても可。
※略礼服の場合は、ダークスーツ+ネクタイ。
NGの服装
●主役の新郎よりも目立つような派手なカラータキシードなどはNG。あくまでも主役よりは控えめに。
カジュアルすぎる服は不可。白い靴下は不可。サンダル履きは不可。
新郎よりも目立ってしまうようなら、和服も不可。
ネクタイは、喪服を連想させるものはNG
  ・ブラックスーツに白ネクタイという定番スタイルの他にも、シルバーネクタイ、白銀ストライプ、白黒ストライプなどがあります。蝶ネクタイを合わせることもあります。
喪服を連想させる黒ネクタイはNGです。
[ワンポイント]
もし招待状に「平服でおこしください」と書かれていても、男性ならダークスーツまたはスーツ等、上着やジャケット着用でフォーマル感を演出してください。ダメージドジーンズ、スウェット、ジャージなどはNGです。

上記以外の詳しい解説は 結婚式の服装 男性 のページへ
結婚式 服装のマナー
女・女性
結婚式にふさわしく、会場の格にふさわしい服を心掛ける。
ドレス、ワンピース、着物など、 普段着よりも格式の高い服装を心掛けるだけでなく、結婚式の会場の格に合った服装を心掛けます。基本的にはフォーマル、準フォーマルとなります。
白い色のドレスは避ける。
  ・純白は花嫁の色とされています。花嫁以外の女性は白い色のドレスを着用しないようにします。
昼の結婚式の場合はあまり肌を露出しない
  ・昼の結婚式の場合は、胸元が大きく開いたものや、肩ヒモだけのドレスなどは避けましょう。
ストッキングを着用する。素足はNG。
  ・ナマ足は不可。ストッキングを着用します。黒い礼服や黒いドレスを着用する時は喪服を連想させる黒ストッキングを避け肌色のストッキングにしましょう。
足の指が見える靴は好ましくない。
  ・靴については、つま先が開いたデザインはなるべく避けるようにします。サンダルや、ミュールも普段着の延長ですので、基本的には好ましくありません。かかとだけがバックベルトになっているものなら良いでしょう。
[ワンポイント]
もし招待状に「平服でおこしください」と招待状に書かれている式の場合には、ふだんでも着られそうなワンピースなどにアクセサリーやコサージュ、ブローチなどでアクセントをつけた衣装での出席も許されます。

上記以外の詳しい解説は 結婚式の服装 女性 のページへ

3. 結婚式のご祝儀 金額相場と書き方

結婚のご祝儀とは、結婚を祝う気持ちを表すために贈る金銭や品物のことです。結婚祝いのご祝儀は特に現金をさすことが多くなっています。

▼ 結婚式のご祝儀(結婚祝い)
結婚祝い・結婚のお祝いのご祝儀袋の書き方
贈り主
親族・家族、友人・先輩・後輩、会社上司・ 会社同僚
のし袋の表書き

結び切り あわじ結び
結び切り あわじ結び

寿、祝御結婚、御結婚御祝、御祝、御慶など

※結婚のお祝いに使うのし袋は、この例のように「一度結んだらほどけない結び切り」を用います。
蝶結びのもの(一般祝用)のものを結婚関係に使うのはNGです。
あわじ結びも「結び切り」の一種です。あわび結びと呼ばれることもあります。
さらに詳しい情報は 結婚式祝儀相場 で解説しています
▼ 結婚祝い・結婚式のご祝儀の金額相場(親族)
招待客(あなたと新郎新婦との関係は?) ご祝儀の金額
新郎新婦の兄弟姉妹 50,000〜100,000円
(弟・妹20代20,000円〜)
新郎新婦の兄弟姉妹(夫婦で出席 100,000円〜
新郎新婦の親族(伯父、伯母、叔父、叔母、いとこ) 30,000円〜

新郎新婦の親族(伯父伯母、叔父叔母夫婦で出席

50,000〜100,000円
新郎新婦の親族(祖父、祖母) 50,000円〜

新郎新婦の親族(祖父母夫婦で出席

100,000円〜
招待されていない人(新郎新婦との関係は?) ご祝儀の金額
新郎新婦の親族(夫婦または家としてのお祝い) 10,000〜30,000円
新郎新婦のいとこ 0〜10,000円
▼ 結婚祝い・結婚式のご祝儀の金額相場(友人、会社関係)
招待客
あなたと新郎新婦との関係は?
ご祝儀の金額
新郎新婦の友人・後輩

30,000円〜
(会場によっては20,000円〜)

・数人で金額をまとめることもあります。キリの良い数字になるようにします。
・友人同士でお金を出し合って結婚祝いの品物を別途贈った場合には、本人に伝えた上で当日のご祝儀からその分を減額することもあります。

招待客

ご祝儀の金額

新郎新婦の先輩 30,000円、50,000円
新郎新婦の友人・先輩・後輩(夫婦で出席 50,000円〜
新郎新婦の上司
  主賓 または 祝辞を依頼された 50,000円〜
披露宴に出席するのみ 30,000円〜
夫婦で出席 70,000円、100,000円など
新郎新婦の同僚・部下 30,000円〜
(会場によっては20,000円〜)
更に詳しい情報は 結婚式祝儀相場のページで解説しています
▼4. 結婚式と披露宴の流れ(当日の流れ)次のページ
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