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お宮参りとは
お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を祈る行事です。
生後1ケ月の頃に近くの氏神様(住んでいる土地の守神とされている神社)などに赤ちゃんを連れてお参りをします。
お宮参りはいつ行くのかおよび、赤ちゃん、赤ちゃんの両親(ママ・パパ)、祖母(および祖父)の服装やお参りのしきたり、お祝いの仕方などについて解説します。
………このページの内容………
▼お宮参りのしかた・お祝いのしかた
 ・お宮参りのしきたり(時期・作法)
   お宮参りはいつ行く?いつする?
 ・お宮参りの服装 赤ちゃん、両親、祖父母(着物・ワンピース)
 ・神社への謝礼 (初穂料)
 ・お宮参りの日のお祝いの仕方
▼お宮参りのお祝いの贈り方
 ・お祝いの表書きとお返し
▼お礼参り

1.お宮参りのしかた・お祝いのしかた

お宮参りは、生後一ケ月の頃に赤ちゃんの誕生を祝い健やかな成長を祈って近くの氏神様にお参りする行事です。お祝いのしかたやしきたりおよびマナーについて紹介します。

お宮参りのしきたり
1)お宮参りの時期
正式な作法やしきたり、マナー
お宮参りはいつ行く? いつする? いつですか?
●赤ちゃんが生まれてから1ケ月目の頃にお参りします。

●正式には男の子は生後31日目、女の子は生後32日目がお宮参りの日とされます。
補足説明
お宮参りはいつ頃するのか…実際には生後一ヶ月頃という日程にこだわらず、赤ちゃんとママ・母親の体調をみてお宮参りの日を決めます。
最近ではパパも一緒にお参りするためパパ・父親の仕事が休みの日を選ぶことが多くなっています。
できればお天気の良い日がベストです。
2)お宮参りをする人
正式な作法やしきたり、マナー
●赤ちゃん、両親、父方の祖母でお参りするのが正式です。

●父方の祖母が赤ちゃんを抱き、両親と共にお参りします。
補足説明など
●現代では、お祝いのしかたもかなり柔軟になってきています。
父方の祖母が都合が悪ければ母方の祖母が抱いてお参りすることもあります。
●祖母だけでなく祖父母が付き添うこともあります。
●父方だけでなく両家の祖父母が付き添うこともあります。
●両親と赤ちゃんだけでお宮参りをすることもあります。
3)お宮参りに行く神社
正式な作法やしきたり、マナー
●住まいのある場所の近くの氏神様にお参りします。

●普通の神社参拝のようにお参りをするだけの場合もありますが、神社に申込みをして祝詞(=のりと)をあげてもらう場合もあります。どちらでも構いません。
補足説明など
●氏神様とはその土地の人々の守り神のことです。産土神(=うぶすながみ)とも言われます。

●正式に祝詞をあげてもらう場合には、予約が必要な神社もあります。事前に社務所に確認の上、必要があれば予約・申込をして、料金を確認しておきます。

※神社に支払う謝礼についてはこの下の(7)にて解説。
お宮参りのしきたり つづき
4)お宮参りの服装
正式な作法やしきたり、マナー 補足説明など
[赤ちゃんの服装]
●正式な服装は下記のとおりです。
赤ちゃんには肌着の上に白羽二重の着物を着せて、おめでたい絵柄の羽織(掛け着)を羽織らせます。
父方の祖母が赤ちゃんをだっこしますので、羽織(掛け着)は祖母の首の後ろで結びます。

●赤ちゃんの祝い着(掛け着)には昔からおめでたい絵柄が用いられてきました。
▽男の子の場合…のし目模様の掛け着や黒羽二重の紋付など。
▽女の子の場合…友禅模様の祝い着など。

●伝統的なお宮参りでは母方の実家から赤ちゃんの祝い着を贈るのがしきたりでした。
[赤ちゃんの服装は春夏秋冬の季節に合わせる]
●赤ちゃんの服装は、赤ちゃんの健康を第一に考えます。例えば夏の暑い季節には汗かきの赤ちゃんのことを考えて薄着にする等、服装を変更したいものです。

●伝統的な和装以外に、ベビードレスを着せるご家族が多くなってきています。赤ちゃんがベビードレスの場合には、祖母が赤ちゃんを抱いた状態でケープをかけます。

●祝い着やベビードレスのレンタルを利用するご家庭もあるようです。写 真撮影のお店でもレンタルが利用できるようです。


●伝統的なお宮参りでは母方の実家から赤ちゃんの祝い着を贈るのがしきたりでしたが、地方や家によっても考え方が異なるため、双方の実家や両親で良く相談して決めるようにしましょう (例えば祝い着は母方の実家が用意し、お祝いの食事は父方で持つ、或いは現金でお祝いを包むなど)。
[両親の服装]
●基本的に、両親の服装は格を合わせます。一方が正装なら、他方も正装となります。

[父親・父・パパ]
●正装の場合にはブラックスーツ。略装の場合にはダークスーツとなります。
平服の場合でもスーツでのお宮参りが一般的です。

[母親・母・ママ]
●正装の場合には着物なら訪問着や色留袖。略装の場合には付け下げを着用します。
平服の場合でもワンピースやスーツでのお宮参りが一般 的です。

[祖母]
●母親と同格の服装となります。着物なら訪問着や色留袖
●最近では夫婦ともに洋服でのお参りが多くなってきています(男性はスーツ、女性はスーツやワンピースなど)。
着物よりも季節に合った調節がしやすいようです。

●伝統的なお宮参りでは、赤ちゃんと両親と父方の祖母がお参りしますが、両家の祖父母が揃ってお参りすることもあります。片方の家だけが略式にならないよう、両家の服装の格を揃えます。

●祖父の服装は、父親の服装と同格となります。

お宮参りのしきたり
5)お宮参りのしかた
正式な作法やしきたり、マナー
[境内に入る時には]
1. 服装の乱れを整えます。
2. 鳥居をくぐる際には会釈をして鳥居をくぐります。

[手水舎で身を浄める]
3. 柄杓(ひしゃく)を右手に持ち、水を入れます。まずは左手に水をかけて左手を洗い清めます。
4. 柄杓を左手に持ち替えて右手に水を掛け、右手を清めます。
5. 柄杓を右手に持ち替えて左の手のひらで水を受けて口をすすぎます。
(柄杓に直接口をつけない)
6. そのまま柄杓を立て、自分が持った柄の部分を清めてもとの場所に戻します。
7. 柄杓は伏せておきます。

[神前での拝礼]
8. 神前に進み姿勢を正します。
9. (お賽銭を入れる場合には)賽銭箱に賽銭を入れます。
10. 鈴を鳴らします。
11. ニ礼二拍手一礼
 神殿に向かい二回礼をします。
 二回拍手をします。
 手を合わせて願いごとを心の中で唱えます。
 最後に神殿に向かいもう一度
礼をします。

[境内から出る時には]
12. 向きを変えて姿勢を正し、神殿の方を向いて会釈をして出ます。
補足説明など
[お宮参りでお祓いを受け祝詞をあげて頂く場合]
・事前に社務所に問い合わせ、申込をしておきます。
当日は、上記の7まで、もしくは11までを済ませた上で社務所に声をかけます。

左記のような参拝だけで済ませても構わないのですが、神社でお祓いを受け祝詞(のりと)をあげてもらうご家族が多いようです。
お宮参りのしきたり
6)お宮参りの謝礼(神社への謝礼)
正式な作法やしきたり、マナー

 

初穂料
神社への謝礼
[表書き見本]

●赤ちゃんがお祓いを受け祝詞(のりと)をあげて頂いた場合には、神社に謝礼を支払います。
神社への謝礼は現金を紅白の蝶結びの水引きの熨斗袋または白封筒に入れます。

●のし袋・白封筒の表書きは
「御初穂料」「御礼」「御神饌料」「御玉串料」など。

●下段には赤ちゃんの名前を書きます。読み方が難しい場合にはふりがなをふっても良いでしょう。地方によってはお父さんの氏名の左横に赤ちゃんの名前を書く地域もあります。

●中に入れる金額は神社によって異なります。目安は五千円程度でしょう。
お祓いを受けたあとで縁起物などを頂く場合には10,000円という神社もあります。予約の際に神社に確認しましょう。
補足説明など
●お祓いを受け祝詞をあげて頂くと、神社からお守りやお札などを頂くことがあります。
このお守りやお札は七五三参りの時などを利用して神社に納めるのが良いとされます。
※七五三参りに限らず、誕生一年のお礼参りやお正月などのお参りの際でも良いとのことです。

※参考ページ…初穂料>>>
7)お宮参りの日のお祝いのしかた
[お祝い膳]
お祝いのしかたは地方によって異なりますが、お赤飯を炊いたり、両親や両家の祖父母が揃ってお食事の席を設けたりすることもあります。
外食でお祝いする場合には事前にお宮参りのお祝いで…と目的を伝えるとおめでたい献立を用意してくれたり、赤ちゃんの同席が可能な個室を利用できるよう取りはからってくれるお店が多いようです。
また、仕出し料理や仕出し弁当を注文し、自宅でお祝いの席を設けることもあります。お赤飯や鯛など、「お宮参りのお祝い」と伝えた上で、お店と相談しながら内容を決めます。

[内祝い]
また、お宮参りの後で(当日または生後一ケ月前後の頃に)、内祝いの品を仲人や親戚 あるいはお祝いを頂いた方や親しい方等に持参し、挨拶をして回る地域もあります。赤ちゃんやお母さんの体調を優先し、内祝いの品は直接持参せず配送手配で済ませることもあります。
紅白の蝶結びののしで、表書きは内祝、下段は赤ちゃんの名前となります。
品物としてはお赤飯、お菓子(紅白饅頭や、地方独自のお祝い菓子)などが主流です。

[記念写真]
赤ちゃん、赤ちゃんと両親、赤ちゃんと両親と祖母、赤ちゃんと両親と祖父母
などのメンバーで記念写真を撮影するご家族もいらっしゃいます。
なお、 撮影用として赤ちゃんの衣装をレンタルしている写 真館もあります。

2.お宮参りのお祝いの贈り方

お宮参りのお祝いについて解説します。のしの表書きの書き方やマナーをご紹介します。

お宮参りのお祝いの贈り方
1)お宮参りのお祝いを贈るケース
想定される例 補足説明など
●母方の実家が赤ちゃんのお祝い着を用意した場合に、父方の実家からお祝いを贈る ●お祝いをあげる場合には、両家のバランス、会食の有無、内祝の品の有無などを考慮して金額を決めます。事前に両家で相談しましょう。
●赤ちゃんの両親がすべて段取りをした場合に、両家の実家からお祝いを贈る
●赤ちゃんの両親の兄弟姉妹などの身内
●赤ちゃんの両親の叔父叔母・伯父伯母、
●仲人
●赤ちゃんの両親の祖父祖母(赤ちゃんの曾祖父・曾祖母)
●左記の間柄の人たちは、ごく親しい場合にお祝いを贈ります。
また、親しい間柄であっても、出産祝いをあげた場合にはお宮参りのお祝いをあげなくても失礼にはあたりません。
2)お宮参りのお祝いの表書き
正式な作法やしきたり、マナー

 

お祝いのし袋
お宮参りのお祝い
[表書き見本]

●お祝いは現金を紅白の蝶結びの水引きの熨斗袋に入れます。品物を贈る場合にものしの書き方は同じです。

●のし袋・のしの表書きは
「御祝」「御宮参御祝」「祝御宮参」など。

●下段には贈り主の名前を書きます。右の例は祖父の氏名を書いた例です(祖父母連名で書くことはあまりありません)。

●中に入れる金額に決まりはありませんが、お祝い金の目安は5,000円〜(お祝いの会食などを予定している場合にはその分を考慮します。右欄参照)
補足説明など
[両家のバランス・会食・内祝を考慮]
●お宮参りのあとで赤ちゃんと両親および両家の祖父母が揃って会食などを予定する場合には、お祝いのお金も会食の分を考慮します。
また、母方の実家でお祝い着を用意した場合には両家のバランスも考慮する必要があります。

●内祝いの品を用意する場合には、お祝い着を母方の実家、内祝いの品を父方の実家、などと両家相談の上で分担することもあります。
3)お宮参りのお祝いを頂いた場合のお返し
正式な作法やしきたり、マナー
●お祝いを頂いた場合のお返しは原則として不要です。両家で会食の席を設ける場合にはそれがお返しとなります。
よく用いられる「内祝」は、お祝いのお披露目の意味があり、お祝いを頂いた相手へのお礼の意味合いでも使われます。

●紅白の蝶結びの水引きののしで、のしの表書きは
「内祝」

●下段には赤ちゃんの氏名を書きます。難しい名前の場合にはフリガナをふります。
補足説明など
●内祝いの品を用意する場合には、お赤飯やお菓子などが多いようです。

3.お礼参り

安産祈願にお参りした神社に、お礼参りを兼ねてお宮参りをすることがあります。 お礼参りについて解説します。

お宮参りのお祝いの贈り方
1)お礼参りとは
正式な作法やしきたり、マナー
●妊娠五ケ月目くらいの戌の日(=いぬのひ)に、安産祈願の神社で安産祈願や帯祝いをした場合には、同じ神社にお礼参りをすることがあります。また、合わせて同じ神社にお宮参りもすることがあります。

●お礼参りをする場合には、安産祈願の際に頂いた品を持参して納めます。同じ神社にお宮参りをするなら、お宮参りの予約をする際に、安産のお礼参りもしたいと告げ、必要な祈祷料などを確認します。
お礼参りだけの場合にはお祓いや祝詞などの祈祷をしてもらわないこともあります。
補足説明など
●事務局の周辺では、例えば水天宮という安産祈願の神社があります。
水天宮にお宮参りをする場合には、お祓いや祝詞をあげてもらうのですが、安産祈願をした人がお礼参りだけをする場合にもお礼のしるしとして初穂料を包む方が多いようです。
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